麟のイラスト初心者講座

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【ペンタブ選び】結局、板タブ?液タブ?それともiPad?

こんにちは、麟(りん)です!

デジタルでお絵描きを始めようと思っている人にとってぶつかりやすい疑問の一つは…

 

「結局、ペンタブはどれを選べばいいの!?」

 

ということだと思います…。

私もいざデジタルで絵を描こうと思ったときは迷いました。

 

今回はそんなお悩みを少しでも解決できればと思います!

 

 

 

ペンタブの種類は主に2種類!

 

一言で「ペンタブ」といっても、以下の2種類があります。

 

・板型タブレット

・液晶タブレット

 

では、それぞれ簡単に特徴を解説していきます。

 

 

板型タブレット

 

いわゆる「板タブ」と呼ばれるものです。

その名の通り薄い板のような見た目をしており、パソコンに繋いで使います。

↑こんなかんじです。

 

見ての通り、板タブ自体には画面はついていないため、パソコンの画面を見ながら描くというのが特徴です。

 

 

液晶タブレット

 

こちらはいわゆる「液タブ」と呼ばれるものです。

これも板タブと同様パソコンに接続して使います。

 

液タブ最大の特徴は、それ自体に画面がついていて直接描き込むことができるという点です!

 

 

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それぞれのメリット・デメリット

 

では、板タブと液タブのそれぞれメリット・デメリットって何なの!?という疑問にお答えしていきます!

 

板タブ

 

メリット◎

・軽く、持ち歩きが簡単

・価格がリーズナブル

・画面が手で隠れない

 

デメリット△

・慣れるのに少し時間がかかるかも

 

板タブは薄くて軽いので、かさばらずどこでも絵を描くことができます!

また、数千円で購入できるモデルもあるので始めやすいのも魅力です!

 

ただ、初めのうちはパソコンの画面を見ながら手元を動かすことにすぐには慣れない可能性もあります。

 

 

液タブ

 

メリット◎

・直感的に絵が描ける

・デュアルモニター

スマホのように指で操作可能なものもある

 

デメリット△

・価格が高い

 

液タブはそれ自体に画面がついており、実際に紙に描くような感覚で操作することができます!

デュアルモニターは、パソコンと液タブでそれぞれ違う画面を表示できる機能のこと!

液タブで作業をしながらパソコンには資料を表示する、なんて使い方をしている方も多いそうです。

 

ただ、液タブは数万円から10万円を超えるモデルもあり、板タブに比べると少しお値段が張ってしまいます。

 

 

iPadはお絵描きには使える?

 

さて、そこで気になるのがiPadの存在です。

最近はApple Pencilもついて、液タブみたいに使えるんじゃないの??と思っている方!

 

 

結論から申し上げますと、

本格的な絵を描こうと思っている方にはあまりお勧めできません…。

 

理由は以下の通りです。

 

価格が高い

 

絵を保存するとその分データ容量を使います。

新しい絵を保存するために前の大事な絵を消さなければならなくなってしまったら悲しいですよね…!

iPadにお絵かきアプリ以外にもゲームアプリなどをインストールすると考えると、それなりのデータ容量が必要になりますが、やはりその分価格も上がってしまいます。

 

あとは何せApple Pencilが高い。

 

iPad+Apple Pencilを買うとなるとペンタブを買ったほうが安くなることも…。

 

 

筆圧感知レベルの不足

 

一般的なペンタブの筆圧感知レベルは、2048~8192段階のものが多いです。

しかし、iPadの筆圧感知レベルは1024段階であるといわれています。

 

これは、一般的なペンタブの半分以下しか線の強弱を表現できないということなので、本格的な絵を描こうとすると繊細さに欠けると言えます。

 

 

ファンクションキー無し

 

ペンタブには、イラスト作成をサポートするファンクションキーがついていることがあります。

↑水色でマークしたところです。

 

ファンクションキーを使うことで作業が効率化されるため愛用する方も多いですが、iPadにはそれがありません。

 

 

結局、iPadは絵を描くことに特化した端末ではないため、本気で絵を描きたいという方には性能が物足りないかもしれません。

 

 

まとめ

 

今回は、ペンタブの種類やそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しました!

自分の用途に合わせて購入しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!